・444 手前から望む上古丹別山。 山頂手前から飽くなき眺め。天塩山地主稜線。 羽幌岳。 小平蘂岳から俯瞰した上古丹別山と羽幌岳。 ついでに羽幌岳とピッシリ山。 擂鉢山から見た上古丹別山。中央奥。 4月16日は羽幌町と苫前町の境界にある上古丹別山へ。 擂鉢山から見るまではその山容を目にした事がなく、まったく注目していない山だった。 山容を見ても特徴のない低山で関心が湧かなかったが、羽幌岳の南にあって もしかして眺めが良いかもと思い始めていた。 ルートは国道からのアプローチとなるが、時折拝見させていただいているHP「山の時計」さんと 「地図がガイドの山歩き」さんの記録によると古丹別川支流二股川の左股左岸沿いに 林道があるらしい。林道には橋があって右岸に渡れそうなので、残雪期に都合よく 往路に使用することに。下山は右岸側の尾根を・444から・373へと降りてみた。 追記:右岸に渡る沢の横断は、Google Earthで確認すると橋梁は存在せず、 林道がそのまま続いています。林道下部に土管等が埋設されていると思われます。失礼しました。 林道入口は月見橋の霧立峠側(左岸側)で、除雪スペースがある。 下山予定の尾根の降り口(右岸側)を確認。 林道に入るとのっけから熊の足跡があり苦笑。ゲートの右奥の小沢から 国道へ出て行ったようだ。 しばらく左岸を進み、 沢を渡って右岸へ入る。(林道は沢の上を通過してそのまま渡れます。) 林道は正面に見えている・444南からの支尾根末端の
360m ポコを巻いて行き、 切通しを抜けると 正面に上古丹別山が現れる。林道は緩く下っていく。 左手には・444からの支尾根が見えて、ここから稜線に上がることにする。 少し下って行くとコンタ300mで林道が終わる。ここから左手に取り付く。 森の中を北西へ緩く登って行く。途中に沢地形を二回ほど通過するが、 残雪多く問題なし。 樹林越しに下山時に歩く予定の尾根が見えてくる。起伏がけっこうある。 ・444からの支尾根に到達。 尾根に乗り緩やかに登って行くとダケカンバ越しに・444 ピーク。 このあたりから展望が良くなり、見えてくる天塩山地主稜線を振り返りながら進む。 更に進んで・444 ピーク。 右手には近くなった上古丹別山。 ・444から奥へ降りて行くと白頭山の山並みが目に飛び込んでくる。 上古丹別山に向かって稜線上を北へ。 コルから平坦な尾根へ上がると、南西側の展望が開ける。 白頭山から大天狗岳方面まで一望。 中央奥にちらっと大天狗岳の頭。左奥に霞んだポロシリ山。 いよいよ山頂への登りとなり、 天塩山地主稜線を振り返りながら登っていく。登ってきた・444と支尾根が見えている。 登りきって北側に出ると羽幌岳が現れ、思わず声を上げる。 北西側に幌別山。 幌別山の左手には、かすかに利尻山が見えた。 尾根は北東へ折れて続く。下山時はまっすぐ降りてしまった。 すぐ気づいたが久々のポカ。要注意ポイントだ。 進行方向右手(写真左手奥)に擂鉢山が見えてくる。右端は霧立峠方面。 擂鉢山の手前は羽幌町・苫前町・幌加内町の境界となる・519。 山頂が見えてきた。 山頂手前からの天塩山地の眺めは素晴らしい。 中央に小平蘂岳。 三頭山と小平蘂(山)。 小平蘂(山)と右手奥に鷹泊坊主山。 眺めの良い山頂へ到着。設置される三等三角点の点名は「上古丹別 カミコタンベツ」 北側の眺めは、羽幌岳の奥にピッシリ山。釜ヶ渕岳から熊岳と蕗の台コースの 長い尾根を歩いたことが思い出される。 ピッシリ山山頂がぎりぎり見える。右手は熊岳。 羽幌岳は樹林ですっきりと見えない。 北東側。 東側には、擂鉢山と左手奥にちらっと相雲内岳が見えている。 山頂から西へ降りると羽幌岳がすっきりと見える。手前の小さな窪地には Google Earthを見てみると夏には涸れそうな小沼があるようだ。 北側から見上げる山頂部。 下山は・444から南へ。 南東の支尾根に下っていくがアップダウンが結構大きい。 少し進んで南側の展望が大きく開ける所があった。 左手に鷹泊坊主山。右手は大天狗岳の山列。 二つのポコを越えて・373方面へ南に下って行く。 ・373の手前からピンクテープが非常に短い間隔で連続。 よっぽど視界が悪かったのだろうか。できれば下山時に回収して欲しい。 ピンクテープの主は、沢の右岸からわざわざ急斜面を・373に向かって登って来ている。 国道へ下りていく。降り口もピンクテープだらけだった。 気にも留めない山だったが収穫大。これ程展望が楽しめるとは思ってもみなかった。 天塩山地に疎遠な方にも是非とも。 そのまま林道が沢を横断しています。
by tafu-r
| 2016-04-17 16:36
| 天塩山地
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