火口壁と洞爺湖。 夕日を背に 義経岩へ。 年末の29日は移動日だったが、少し時間があったので有珠山の源太穴火口へ。 1910年(明治43年)の噴火では最大の火口ということで以前から興味があった。 昨年の正月休みにも訪れたが、天気・体調ともにすぐれずほとんど写真を撮らなかったので再訪。 源太穴火口は東丸山のすぐ北西に位置して、地形図では火口底に・179の標高点が記載されている。 まずはスタート地点の1977年火山遺構公園へ。一階部分が倒壊した病院。 背後は東丸山。 軒先が崩れかかって。 病院の横から源太川沿いの道に入る。ゲートがあるが開放されていて 立ち入り禁止の標識などは無い。 道は緩やかな登りで、病院裏手から砂防ダムが幾つも続いている。 少し登って行くと道は終わり、砂防ダムの右手を登って行くと 源太穴火口が見える。植生が回復して鬱蒼としている。 火口を右手から一周してみることに。 火口の縁は樹木が密生していて歩きづらい。 対岸の火口壁と有珠山の大有珠。 火口壁の西側が見えてきた。1910年の噴火では四十三山まで火口列が 続いたらしい。このまま森の中に入れば他の火口が見られるだろうか。 これからたどる南側の火口壁。 火口底と南側の火口壁。 振り返って、砂防ダム方面と東丸山。 南側へ登って行くと、歩いてきた北東側の火口壁と洞爺湖が見えてきた。 遠景の山は左手に徳舜ホロホロ、右にオロフレ山。 源太川方面へ火口壁を下って行くと、洞爺湖と羊蹄山が見える所があった。 大きく視界が開けるのはここだけだった。 源太川と砂防ダムが見えてくる。 源太川を適当に横切って、右岸から上流方面を振り返る。 少し下ってスタート地点の砂防ダムに戻り終了。 日暮れまでまだ少し時間があったので、クライミングで知られる義経岩へ。 洞爺湖町岩屋の烏帽子岩から少し南寄りに位置し、湖畔の道路沿いに「義経岩 岩屋観音」の案内がある。 冬季通行止めの林道を登っていくと、 ぐるりと回りこんで義経岩へ到着。結構大きい。 日が暮れて有珠山方面。 岩には小さな洞窟があって観音菩薩が安置されている。 小さなニョロニョロ(氷筍)が、 ちょっとだけ。これから大きく成長するのだろうか。 すっかり暗くなって岩肌を。ハーケンや鎖が見えて何というルートかな。
by tafu-r
| 2013-01-04 21:34
| 胆振
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