夕張市の低山は登った事が無く、まず手始めに他の山の偵察も兼ねて。 車は市役所の駐車場に停めさせていただく。日曜日なら問題無いと思われる。 隣の夕張市民会館の所には、かつて夕鉄線の夕張本町駅や 国鉄の夕張駅があった(幾度も位置が変わっている)。 市役所裏手の斜面に建つ民家へ向かう道からスタート。 四等三角点「昭和」356.34m と配水池の施設?を見て、ここから尾根伝いに登って行く。 ホテルの裏に社光ズリ山とずっと奥に石炭の歴史村が見える。 石炭の歴史村は、開業間もない頃に高校の社会見学か何かで訪れたことがあり、 坑道展示と真新しい遊園地が強く印象に残っている。 アンテナが現れ、 高松地区のズリ山や炭住跡が眼下に見えてくる。 栗山町継立方面が見えて、継立駅・新二岐駅と経由する北炭の夕鉄線跡を眼で追う。 遠景は馬追丘陵の奥に樽前山から恵庭岳まで。 台地手前。 山頂台地へ。 台地に上がる手前で夕張山地の眺めが良くなるが、あいにく夕張岳と芦別岳はガスの中だった。 他の山はそこそこ見る事ができた。 同じく右手の南側、屏風山方面。屏風山は手前の尾根に隠れて ぎりぎり見えない。 左の小天狗と右に屹立する中岳。 手前の谷あいにはかつて角田炭鉱専用鉄道が敷設されていた。 手前の町は南幌町。南幌町から北長沼へと手前に向かってくる きらら街道(夕張鉄道線跡)が見えている。 石炭運搬・旅客輸送で活躍したが、1975年(昭和50年)に廃止されている。 赤ラインはかつての夕鉄線で、南幌町中央をつらぬき手前の夕張川を 馬追橋の下流側で渡って栗山駅へ入っていた。 鳩ノ巣山から南幌駅跡(南幌ビューロー)・百年記念塔・大倉山シャンツェが 西へほぼ一直線上に並ぶ。 石炭の歴史村もいいが、炭住跡や廃鉱、ズリ山を巡るフットパスなどがあれば さらに魅力的なコンテンツになるような気がするのだが... 「面白い」という表現は、炭鉱事故も起きていますので不謹慎でした。
by tafu-r
| 2010-02-14 20:23
| 夕張山地
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