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金剛岳(芦別市)  2009.4.11

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4月11日は芦別市の金剛岳へ。
写真は右手に金剛岳、左手に南の753m ピーク。
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山頂から十勝岳連峰。
夕張山地の展望を期待して訪れたが、意外にも大展望の山だった。
夕張山地に関しては上金剛山からの眺めの方が数段上回っていたが...







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写真は上金剛山から見る金剛岳と、
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左手の丸山。丸山は、その小さな円錐が国道からかなり目立って見える。
手前の空知川野花南ダム湖(野花南湖)に注ぐ沢は金剛沢で、山名の
由来になっていると思われる。ひとつ奥を流れるのは野花南川。

新芦別市史によると、芦別市野花南町は土佐の人々が入植して開村時の名称
「ヌカナン」から明治36年に「野花南」に改められたそう。
その後、昭和14年には二地区に区分されて「丸山」・「金剛」と改称されたが
ほとんど使用されず、昭和30年の字名廃止にともない「野花南町」と改められたとある。
「丸山」「金剛」の地区名称の由来は、山名の丸山と河川名の金剛沢からとあるが、
その山名と河川名の由来については言及されておらず不明。
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こちらはピンが甘いが、赤平市から見た金剛岳~烏帽子岳の山稜。
背後は富良野西岳と布部岳。
この里山~金剛岳~烏帽子岳の山稜は、更に南の多聞岳、惣芦別岳(1019m峰)、
幾春別岳へと続く後芦別山群第4列の北側に位置する。

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ルートは東西から考えられるが、野花南川の野花南ダム(別称 丸山ダム)
から登ることにした。
ダムの名は古い地形図では野花南ダムとなっていたが、今は(2009年時点)
丸山ダムとなっている。近くには空知川の野花南ダムもあって紛らわしいので、
地形図の表示を別称に変更したようだ。
写真はダム手前から見る金剛岳と丸山。中央奥は烏帽子岳の東にある・609。
稜線南側の烏帽子岳は見えない。
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ダムから見る丸山。こちらも気になる存在。
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山頂部南側は崖になっている。このあたりの地質は白亜紀のものであるが(金剛~烏帽子岳は違う)、
丸山の山頂部は、富良野西岳山頂部と同様の火成岩の優白岩からなるそう。
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ダムの手前から分岐する林道へ入る。この林道は、地形図では
金剛岳東面からダム湖に戻る徒歩道として描かれている。
ここに車を停めてゲートから徒歩に。奥に金剛岳山頂が見える。
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沢の左岸沿いを登って行き、・287の南を過ぎてコンタ290mあたりで
雪上歩きとなる。
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沢形を回り込んで・413北側の屈曲点。急斜面の坂道へ入る。
まっすぐ進むと、尾根を回り込んで土場となり行き止まりになる。
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・413西のコルに到着。林道はやや下りながら南へ(写真では左手)続いているが、
右手に分岐する植林地の作業道へ入る。
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上りはこの作業道を進んだが、そのうち急斜面に当たるので
右手の尾根(・413からの東北東支尾根)上にある作業道を進んだほうが良い。
下山は尾根上の作業道を下った。
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コンタ430mくらいから南の沢形の急な斜面にあたり、作業道は不明瞭に。
樹林で見えないが、奥の急な斜面を適当に登って行く。
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コンタ490mで東北東支尾根から南へトラバースしてくる作業道に出合い、
道なりに西へ回り込んで行くと
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530m台地へ上がる。山頂東面が目の前に。左手から直接上がれそうだが、
上部の雪庇がどうなっているのか分からないので、北側へ回り込んで
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北東支尾根を登ることにした。
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北尾根に合流して振り返ると、上金剛山と奥に班溪幌内山が見えてくる。
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登るにつれて、眼下に丸山と遠くに表大雪が見えてきて驚く。
中景は那英山。
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北尾根から山頂へ。古いスキーのトレースがあった。
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山頂直下で振り返ると、里山と芦別市街が見えていた。
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遠景中央は三頭山、左に鷹泊坊主山、右に幌加内坊主山。
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山頂へ。奥の木に赤布があった。山頂には二等三角点「金剛岳」700.91m
が設置され、選点は明治44年となっている。
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眺めは大変良くて、意外にも表大雪から十勝岳連峰が丸見えだった。
西側も眺めが良かったが南側だけ不良。肝心の夕張山地が樹林で良く見えなかった。
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西側は増毛山地を遠望。
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増毛山地南側。左端に黄金山が見えている。
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中景右側はスキー場がある歌志内市の神威岳。手前に芦別市の炭山川露天坑が見えている。
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ピンネシリの右手前は番ノ沢山。
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美唄山と芦奈江岳。
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夕張山地の展望を求めて、稜線上を南へ下ってみる。
左手へ折れて640m ポコから派生する東支尾根に入ってみた。
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逆光で厳しかったが、そこそこ展望が開ける。
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ピンぼけだが中天狗の雪庇がすごい。
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こちらもピンぼけだが、富良野西岳から布部岳。
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山頂に戻り、表大雪~十勝岳連峰の眺めを楽しむ。
奈江高峰の向こうに十勝岳。手前は朝日山。
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小さくて分かりづらいが右手斜面に十勝岳避難小屋。望岳台は青矢印のあたり。
昔はこの斜面にスキー場があったが、今では考えられない感覚。
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北側。
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安政(ヌッカクシ)火口。
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富良野岳。
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トウヤスウベ山と大麓山。
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夕映山と野花南岳。白トビご容赦。
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トムラ。手前に兜岩・美瑛丸山が見える。左手に三川台・扇沼山。
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縦走路、ツリガネ山。
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白雲岳、緑岳。手前に幌内山地平岳の峠が見える。
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北鎮岳周辺がよく見える。
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遠くにチトカニウシ山が見えた。
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野花南の田園。左手には瑠辺蘂山、天狗山。
右手には野花南駅と滝里ダムの発電所がある。
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最後にイルムケップ山と音江山を見て、往路を下山。
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おまけに稜線南側753m ピーク方面。なかなか歩きにくそうで、烏帽子岳は遠そうだ。
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GPSトラック。


参考文献 
  芦別市史       編集者:岸本翠月・竹林利彥/発行:芦別市  1974年2月15日
  新芦別市史 第二巻  発行:芦別市  1994年10月31日




by tafu-r | 2009-04-22 16:12 | 夕張山地 | Comments(0)
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