反射板があったピークの手前から恵庭岳。 反射板が無くなった・785ピーク。撤去時に使用されたと思われる 刈り分け道があった。 二時間近く探して三角点は見つからず。 が、山頂奥で遺構 ハケーン 。 11月24日は10年ぶりにイチャンコッペ山へ。 前回は早春の3月に訪れて展望を満喫。 今回は探しても見つからないという三角点を求めて。 登山道を歩くのは初めて。かなり笹が被っている所があるが 道ははっきりしている。 残雪期。人工物とはいえ反射板がないのはどことなく寂しい。 振り返って支笏湖。 同じく反射板ピークから恵庭岳と幌平山(三等点幌平)より続く歩いてきた尾根。 左手奥は白老岳、徳舜、ホロホロ。 漁岳、小漁山。 緩やかに下って山頂へ。右手はおそらく恵庭市街と思われ、 雲がなければ遠くに夕張岳が見えるはず。 山頂標識を越えて薄い踏み跡を辿る。奥にこんもりとした小さな高まりがある。 地形図上の三角点の位置はこの高みではなく、やや右手の笹原の中と思われる。 この高みには箱状のコンクリートの遺構と 手前に棒杭がある。 この棒杭は三角点のそばによくある三角点標示杭ではない。 辺りを探しても標石は見当たらなかった。 コンクリートの中を覗くと何かの配管が。 調べるとweb上では「千歳民報」の出典で「米軍がレーダー基地を建設しようとしていた」 という記述があり、これらはその遺構なのかもしれない。そしてこの高み自体も土を盛った 人工物のような気がするがどうだろうか。だとしたら平たい山頂部を見回して一番高く 見える所はやはり地形図上の三角点の位置。そこを重点的に探してみたが見つからなかった。 あちこちピンポイント的にも探してみたが、さすがに腰が痛くなり諦めることに。 緯度経度は控えておいたが、GPSでは何故か山頂から離れた別の場所となり原因不明。 遺構から支笏湖を。 自分なら何処に三角点を設置するだろうか。選点者の気持ちになって想像してみるが... 平たい笹原の山頂から手がかりなしに三角点を見つけるのは至難の業。 現在、web上では三等点「一安公岳 イチアンコ岳」の点の記の詳細は見られない。国土地理院に 交付申請しようか。 追記:2016年?くらいから見られています。 遺構から北西側には、旧自動車道に向かって地面に溝が続いている。 配管跡か道の跡なのか分からない。先には何も見えないが辿ってみると 一段下がった平地に人工物が見えてきた。 3、4棟分のコンクリートの基礎や煙突と思われる細長い建造物、電信柱など。 レーダー関連の施設跡だろうか。 来た方向を振り返って。 斜面を削って平地にしたのか山頂方面からはまったく見えないわけである。 反射板ピークに向かって下山。コル付近に自動車道の跡が見える。 下山中に笹を刈っているお二人づれに出会い、登山道整備のお礼を申し上げる。
by tafu-r
| 2013-11-25 05:52
| 札幌近郊
|
Trackback
|
Comments(0)
|
by tafu-r 検索
カテゴリ
タグ
外部リンク
記事ランキング
|
ファン申請 |
||