山頂へ。 大天狗岳の向こうに天塩山地主稜線。 登る前にカモハシリュウを見てテンション↓ 良い意味で。 10月20日は苫前町と小平町の境界に位置する知布志内山へ。 天塩山地の超マイナーな低山だが、東側に崖地形があるため 達布山(小平町)から眺める山容はわりと目立つ。 北側には三毛別羆事件の三渓から近い三毛別山がある。 この山はOginoさんが今年の夏に登られて、「地形図よりも林道が延びていて アプローチが容易だった」とへっぽこハイカーにとって貴重な情報を頂き、 おまけにご一緒しませんかとお誘い頂いた。Oginoさんは体力・技術ともに 雲の上の存在で恐縮したが、ヤブ初心者には得るものは大きいと二つ返事でご同行願った。 たどった南東尾根。矢印はスタート地点と思われる場所。 奥にちらっと三毛別山の一部が見えている。 スタート地点から見る山頂部。ここからブッシュに覆われた作業道が続いている。 アプローチに使用した三線沢沿いの林道は一部決壊している箇所があり 大きめの車は無理。南東尾根を乗越して更に続いていた。 同じくスタート地点から佐官別山。登られたOginoさんに教えてもらわなければ わからないほど特徴が無い。 作業道を少し進むと稜線と崖斜面が見えてくる。 作業道が終わると潅木が茂る細めの尾根となり、藪を掻き分けガシガシ進んで行く Oginoさんに遅れがち。写真ではスケールが伝わらないが、のっぺりとした大きな崖が 見えてきて凄い迫力。足元は切れ落ちていて高度感がある。 ミズナラ?の大木に出会い、 なかなかの紅葉もあり。 稜線手前の平坦な尾根は薄めの笹となる。歩きやすいと思いきやつる植物が多く、 Oginoさんの剪定バサミが無ければかなり難渋し時間が掛かったと思われる。 南側に達布山とポロシリ山が良く見える所があり、そのうち北側に三毛別山が見えてきた。 急斜面から稜線に上がると、ピッシリや羽幌岳など北部の眺めが広がる。 いったん下って山頂へ。天塩山地によく見られる植生。 西側から見る大天狗岳~小天狗岳(575m峰)~奥三毛別山。 山頂の標石は、前回Oginoさんが見た標石と見まごう四角い石の少し横に隠れていた。 二等点名は「知布志内」(読みはチプシナイ)となっている。 天狗山の向こうに尾留内岳と三等点尾去内川。裏側から見る天狗山の眺めは新鮮。 空気が澄んでいれば大雪山が見えるだろう。 登ってきた尾根。鷹泊坊主山と右端にイルムケップ山塊を遠望。 最後に北西側の眺め。苫前町の風車と温根山の向こうにかすかに見える焼尻島を確認。 Oginoさんにとっては簡単すぎるヤブ山で二度目と大変申し訳なかったが、 目にする光景すべてが新鮮でとても楽しかった。ありがとうございました。
by tafu-r
| 2013-10-20 17:42
| 天塩山地
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