麓から。山頂は中央やや左手。 11月7日は夕張市の鬼首山へ。夏道は無く主に冬に登られているようだが、 Sさんから藪漕ぎで登りませんかとお誘いがあり、ご夫妻と御一緒させていただく事になった。 ルートは点の記を参考に・339のある北東尾根から。 夕張市沼ノ沢から夕張川に架かる橋を渡り、農家さんに断りを入れて手前に駐車。 朝霧が濃く目の前の尾根がやっと見える状態の中、ビニールハウスの横を通り、 畑の縁からそのまま尾根に取り付く。 笹を掻き分け尾根に上がると鹿道が発達していて、快適に登ることができた。 沼ノ沢駅からか列車の警笛がよく聞こえ、里山の風情を感じながら登っていく。 苔の生えた樹木が多く、 倒木にはこんな植物が。調べるとシラウオタケのようだが。 ・339で平坦になると、左手に小沼が。 右手は崖になっているが、落ちてもいいから右に寄ってーと、 撮影時に奥様へ指示を出すSさん ^^; 程無く急斜面となり、崖の縁を笹につかまりながらよじ登っていく。 笹は背丈ほどになる所もあるが、薄いので快調に進み、 稜線(北尾根)へ。 稜線上も鹿道が明瞭で歩きやすい。発情した雄鹿の鳴き声が頻繁に聞こえてくる。 振り返ると北側のどっしりとした630mピーク。 尾根は徐々に細くなり、 山頂へ。 設置される二等三角点は「紅葉山 もみじやま」。南東の麓には紅葉山地区があり 所在地は夕張市紅葉山341林班となっている。
奥には珍しい山頂標識が。残念ながら霞が強くて夕張山地主稜線はまったく見えず、 周辺の山々はぼんやりとしていた。 暖かすぎるのかダニはまだ元気で、すかさずチェックする。 下山時に清水沢方面とズリ山が見えた。 奥様がほらあそこにと指差す方向を見てみると、ムキタケらしき茸がびっしりと。 取り付きの反対側に砂防ダムを見つけて降りてみることに。 林道がここまで延びており、無雪期はこちらに駐車した方がいいかもしれない。 はらはらと絶え間なく落ちてくる落葉の林道は、とても雰囲気が良い。 林道からぐるっと回って、霞む鬼首山や周辺の山を見ながら駐車地点へ。 ハードな藪漕ぎがあるかもしれないと、不安もあり楽しみでもあったが、 思いのほか登りやすく拍子抜けの感もちょっぴりあった。 しかし藪山である事に変わりがなく、油断はできない。自分にとっては 身の丈に合った山であり、とても面白く大きな発見だった。 Sさんご夫妻に感謝いたします。
by tafu-r
| 2010-11-08 04:58
| 夕張山地
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