紅葉・黄葉は残念でしたが、見る事が出来て、そしてその美しさに感激。 10月11日は札幌市の或る山の沼めぐりへ。少ない情報に半信半疑、ダメもとで。 夜明けとともに登山口まで自転車を走らせる。 登山道に入ると紅葉は見頃。発色が悪く茶枯れも目立つが、 朝早くひんやりとした空気の中、落ち葉を踏みしめながら登っていくのは 気持ちが良い。(下山時撮影) ベニテングタケやスギヒラタケが目立ち、 稜線に上がると木々の葉はすっかり落ちていた。 稜線を進み笹かぶりがひどくなってくると、突然きれいに刈り払われた 広い道が分岐する。ゆるやかに下っていくが刈られた笹が滑りやすい。 こんな山が見えて、 下流のダムも見える。 上流でダム工事が行われていて、 本倶登山の手前にこんな現場も見える。すぐ隣の京極湿原は大丈夫なのだろうか。 途中刈り分けが二ヶ所で分岐するが、道なりに下りて行くと林道終点に出合う。 ここからさらに刈り分け道が西へ続いているが、何処へいくのか分からない。 林道を15分弱歩いて沢に架かる橋を渡ると、待望のポントーが。 周りの静寂な森と山影。前日の雨にもかかわらず、手つかずの沼の水はどこまでも澄んでいて 神秘的で美しい。紅葉が良ければどんなに素晴らしいことだろうか。 沼の南側の踏み跡から、苔に覆われた美しい沢を渡って、 刈り分けを少し進むとポントーの東にある小さな沼へ。こちらも綺麗で 沼と言うよりは、沢が広がり流れがゆるやかになった浅瀬と言う感じ。 さらに続く刈り分けを登って行く。下山の時刻が迫ってきたのでペースアップ。 目指すポロトーまでは結構な道のりで、時間もギリギリとなるがGPSを見ると もうすぐ近く。坂道を登りきると沼が見えて、やったーやっと着いたと小躍り。 圧倒的な隔絶感と静けさ。出入りする沢は無いようで火口湖を感じさせる。 紅葉はすっかり終わって晩秋のたたずまい。 稜線はすぐ近くなのに長い道のりだった。湖畔の北側に向かう刈り分けがあったが、 もう時間が無く、ささっと写真を撮って名残惜しいが往路を引き返す。 稜線へ登り返し、黙々と下っていくと登山口付近が見えてきた。 日の入りまで余裕をもってなんとかゴール。後は自転車でダウンヒル状態。 あっという間に車のデポ地点ヘ。 休憩を含めて10時間近くの長丁場だったが、紅葉が良ければまた来よう。
by tafu-r
| 2010-10-11 21:28
| 札幌近郊
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