パノラマ台から黒岳と烏帽子岳。 層雲峡園地の対岸からパノラマ台を見上げる。パノラマ台はやや左手の小岩塔上にある。 5月23日は層雲峡の朝陽山へ。 鹿の糞が多い登山道はもう雪が無く、急斜面をジグザグ登りひと汗かいてパノラマ台へ。 残雪が非常に多い表大雪。遅くまでスキーが、そして高山植物は長く楽しめるかもしれない。 黒岳のシュプール。登山者が見える。 この後、急にガスがかかってきて、早く山頂へとペースアップ。 パノラマ台への分岐を過ぎると残雪で登山道が判りづらくなるが、 赤テープがいたるところにあって迷う事はない。 尾根に上がると雪は無く、 藪を掻き分け、通行止めの標識から山頂台地の雪原へ。 無雪期はここから背丈を越える藪で廃道となっており、特に下山の際に降り口が判りづらく危険な為、 通行止めの標識が置かれたと思われる。かつてはニセイカウシュッペ山まで稜線上に夏道があった。 結構な健脚向けの登山道だったと思われる。
どんどん曇ってきて最悪のタイミング。奥に反射板があり、 三角点のものと思われる標杭が、地形図どおり反射板の奥の西側にあった。 設置される三等三角点は「色清舞」(ノシキヲマウプ 1370.16m)となっている。 陽射しは少なくなってしまったが、展望を楽しむとしよう。 音更山と石狩岳。 屏風岳はでかい。 丸山はいつか登ってみよう。 左手にアンギラス。右手に比麻奈山。 いちばん見たかったニセイカウシュッペと大槍、小槍。その昔あったという夏道。 鋭い稜線上を眼で追ってみる。 休んでいた女性二人にご挨拶。なんとUさん、Fさんでした。惣顔真布以来 ちょうど一年ぶりの再会にびっくり。その後、徐々に雲も取れてきて 三角点の近くから大槍。 ろうそく岩と、沢屋さんに歩かれているだろう踏み跡(たぶん夏道)が見える。 沢屋さんはこんなとこ登ってくるんですね。凄いです。天国の階段を見てみたいが 自分には永遠に無理だろう。
by tafu-r
| 2010-05-24 21:39
| 北大雪
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