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分監山から本監山?  2010.4.4

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4月4日は樺戸山地の三角山を近くから見てみたく、月形町の分監山へ。
ついでに南西側の林道のそばに位置する二等三角点「月形」304.6 m まで、
ぐるっと一回り。
二等三角点「月形」は月形刑務所の裏山(無名)にあり、国道から
ちらっと見えるその山容は、山というよりは丘といった低山。
「月形山」とか「本監山」と言うにはあまりにも目立たないが、
樹木が少なく眺望が期待できるので、以前から気になっていた。

写真は、豊ヶ丘貯水池東側の林道入口から望む分監山。山頂は
一番奥のピークで、ここからは手前のニセピークより低く見える。

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札比内から民有林林道樺戸線へ。スノーシューで林道に入り、南尾根に取り付く。

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急斜面をぐいぐい登って高度を稼ぐと、美唄の田園地帯が眼下に。
中空知は豪雪だったが、南空知のこちらもまだまだ雪が残っている。

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登りきるとそこはニセピーク。本峰が奥に見える。
雪質はやや軟らかいモナカで、硬すぎず埋まらずで登りやすかった。




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途中、印象的な老木があり、

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山頂手前で、低山ながら凄みのある三角山が見えてくる。
望遠レンズで寄せる。思ったより遠く感じてちょっと驚く。
全層雪崩はそろそろと言った感じ。

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山頂から北へ進み・438 あたりから、三角山と左手奥に神居尻山。
三角山の手前は四等三角点「滝登」449.8 m。

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南側に二等三角点「月形」を見下ろして、西側の ・404 へ向かう。

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途中で、北西側に増毛山地や南北の別狩岳の素晴らしい展望が開けて、

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三角山の左手にピンネシリも顔を出す。

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・404 から南西の四等三角点「厚軽峠」389.4 m へ向かい、三角点付近からは
南の別狩岳の左手奥に円錐峰が現れて、そのきれいな円錐をちらっと見せる。
南の別狩岳の竜神尾根は細くて険しい。

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四等点「厚軽峠」を過ぎて南側へ派生するやや細い支尾根へ下りて行き、
林道脇の・307 へ向かう。
写真は・307 付近から見た「厚軽峠」。向かって左手の手前へ派生する
支尾根を下りたが、その手前の稜線に大きな雪庇が見えている。通過時は
ご注意。午後になり雪が腐りだし、べちゃべちゃ雪のラッセルでペースダウン。

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・307から林道樺戸線に合流し、林道を南西へ進むと二等三角点「月形」が間近に。

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二等点「月形」からの眺め。右端に分監山。
歩いて来た稜線の奥に三角山と、更に奥に樺戸三山がずらりと並ぶ。
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南側には石狩川と月形刑務所が見える。真冬にこちら側から登ろうと思っていたが、
天気に恵まれなかった。

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帰りは林道を戻り、・307 東のヘアピン手前で林道を離れ ・299 へ向かう。
南尾根を下りて分監山を見ると、豊ヶ丘貯水池でゴール。

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下山後、札比内から三角山。来年トライしてみよう。
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GPS トラック。林道は一部手書きです。(参考:ウォッちず)



by tafu-r | 2010-04-04 20:48 | 増毛・樺戸山地 | Trackback | Comments(0)
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