4月4日は樺戸山地の三角山を近くから見てみたく、月形町の分監山へ。 ついでに南西側の林道のそばに位置する二等三角点「月形」304.6 m まで、 ぐるっと一回り。 二等三角点「月形」は月形刑務所の裏山(無名)にあり、国道から ちらっと見えるその山容は、山というよりは丘といった低山。 「月形山」とか「本監山」と言うにはあまりにも目立たないが、 樹木が少なく眺望が期待できるので、以前から気になっていた。 写真は、豊ヶ丘貯水池東側の林道入口から望む分監山。山頂は 一番奥のピークで、ここからは手前のニセピークより低く見える。 札比内から民有林林道樺戸線へ。スノーシューで林道に入り、南尾根に取り付く。 急斜面をぐいぐい登って高度を稼ぐと、美唄の田園地帯が眼下に。 中空知は豪雪だったが、南空知のこちらもまだまだ雪が残っている。 登りきるとそこはニセピーク。本峰が奥に見える。 雪質はやや軟らかいモナカで、硬すぎず埋まらずで登りやすかった。 途中、印象的な老木があり、 山頂手前で、低山ながら凄みのある三角山が見えてくる。 望遠レンズで寄せる。思ったより遠く感じてちょっと驚く。 全層雪崩はそろそろと言った感じ。 山頂から北へ進み・438 あたりから、三角山と左手奥に神居尻山。 三角山の手前は四等三角点「滝登」449.8 m。 南側に二等三角点「月形」を見下ろして、西側の ・404 へ向かう。 途中で、北西側に増毛山地や南北の別狩岳の素晴らしい展望が開けて、 三角山の左手にピンネシリも顔を出す。 ・404 から南西の四等三角点「厚軽峠」389.4 m へ向かい、三角点付近からは 南の別狩岳の左手奥に円錐峰が現れて、そのきれいな円錐をちらっと見せる。 南の別狩岳の竜神尾根は細くて険しい。 四等点「厚軽峠」を過ぎて南側へ派生するやや細い支尾根へ下りて行き、 林道脇の・307 へ向かう。 写真は・307 付近から見た「厚軽峠」。向かって左手の手前へ派生する 支尾根を下りたが、その手前の稜線に大きな雪庇が見えている。通過時は ご注意。午後になり雪が腐りだし、べちゃべちゃ雪のラッセルでペースダウン。 ・307から林道樺戸線に合流し、林道を南西へ進むと二等三角点「月形」が間近に。 二等点「月形」からの眺め。右端に分監山。 歩いて来た稜線の奥に三角山と、更に奥に樺戸三山がずらりと並ぶ。 南側には石狩川と月形刑務所が見える。真冬にこちら側から登ろうと思っていたが、 天気に恵まれなかった。 帰りは林道を戻り、・307 東のヘアピン手前で林道を離れ ・299 へ向かう。 南尾根を下りて分監山を見ると、豊ヶ丘貯水池でゴール。 下山後、札比内から三角山。来年トライしてみよう。 GPS トラック。林道は一部手書きです。(参考:ウォッちず)
by tafu-r
| 2010-04-04 20:48
| 増毛・樺戸山地
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